トイレの失敗が増えた。トイレトレーニング完了していたのに何故?
トイレトレーニングが完了していたはずなのに、最近失敗が増えた。。。
「ちゃんと出来ていたはずなのに何で??」とお悩みの飼い主さんは結構多いです。
WANちゃんを飼ったら、まず最初に覚えて欲しいことはとにかく『トイレ』です。
でも、実はこの『トイレトレーニング』は人が思っているよりも、ハードルの高いトレーニングなのですね。
犬には排泄を一か所でするという習慣が元々備わっていません。
そもそも『トイレ』の概念がないのです。
ですので、ヒトが介入しトイレの場所を教え、トイレで排泄をすることが正しいことなのだと覚える為にはトレーニングする必要があるのです。それがいわゆる『トイレトレーニング』です。
トイレトレーニングの秘訣は、一にも二にも、『成功体験』でしかありません。
飼い主さんがWANちゃんの排泄のタイミングで『トイレ』へ誘導し、トイレトレー、もしくはシートの上で排泄をさせ、すぐに褒めてあげるということを何度も何度も繰り返さなければなりません。
繰り返し行うことでWANちゃんが『排泄をトイレでしたらいいことがある!」と覚えるまで継続しなければならないのですね。
パピー期を過ぎてもまだまだ成長途中のWANちゃん達は、体の変化も急激に起こっています。
犬の年齢を人間で換算すると、犬の一歳は人間でいうと18歳になるということは有名ですね。
パピー期の3~12月齢は、人間の子供で言ったら3歳位に当てはまります。
その後も1歳までの間に体は大きくなり、歯が生え代わり、成長ホルモンが多量に分泌されていきます。
その体の変化についていくだけでもWANちゃんたちにとってはストレスに繋がっていることもあります。
人間でも幼児~少年、少年~青年になる時期は精神的にも不安定になりますよね。
WANちゃんたちも同じなのです、しかも人間が感じる時間のスピードよりも急激な勢いで成長しているWANちゃん達の気持の不安定さは押して測るべしですね。
理由は様々ですが、やるべきことは一つです。
それは、トイレトレーニングを重視し、いつでも一から教えてあげるつもりで接してあげることですね。
トイレトレーニングはいわばヒト側の都合です。
本来『トイレ』の概念がない犬にトイレを覚えさせるのは、ヒトと暮らす上で必要なことだからですね。
お互いに気持ちよく一緒に暮らす為にトイレトレーニングを行っているのであり、トイレトレーニングはWANちゃんに協力してもらっているのだという気持ちを忘れずにいることが大事ですね。
最近失敗が増えたな~と思っても、凹まず、焦らず、苛立たず、また一からトレーニングをしていきましょう。
覚えたことのあることなので、最初のトレーニングの時よりは進みは早いと思います。
また忘れてしまったり、出来なくなってしまうこともあるかもしれませんが、その時はまた一から始めるつもりで取り組めばよいのです。
そうしているうちに、気がついたら2歳、3歳となっていて、トイレの失敗をしなくなることでしょう。
前の記事へ
« 犬が毛布にチュパチュパ・ふみふみ次の記事へ
尾久の原公園でお散歩 »