犬にフセを教えましょう~レイルくん3回目のレッスン~
子犬にフセを教えるのはとっても簡単ですよ!
今回、フセを練習するのはトイプードルのレイルくん、3回目のレッスンです。
レイルくんは、ベーシックコースでトレーニング中。
今日の課題は「フセ」ですよ!
レイル君は元々オスワリがとっても上手です。
ママがレイル君を見つめるとレイルくんは「オスワリかな?」と言った感じで、チョコンとオスワリをします。
とっても可愛い~ですね~~♥
レイル君は、オスワリ同様、普段からフセの姿勢を取ることは出来ますが
「フセ」のコマンドと「フセ」の姿勢がレイルくんの中では、しっかり結びついていませんでした。
そこで、ハンドシグナルをしっかりと覚えさせて、正しい手順でコマンドを入れていきますよ。
まっさらな仔犬の場合、仔犬ならではの興奮でワチャワチャしてしまって、フセの体制を取らせること自体、時間がかかることもあります。
今までたくさんのワンコのトレーニングをしてきましたが、フセの姿勢を取らせるまでに40分近くかかったこともありました。。。
いやぁ~、あの時は大汗かきましたよ。。。
さて今回はレイルくんですが、レイルくんはパピーよりも少しお兄ちゃんになっているので、フセの体制を取らせることはあっという間に出来ましたね。
もちろん、普段からフセの姿勢を自分から取っていることもあるので、「あ、このことか!!」って感じです。
フセはオスワリよりも落ち着くことが出来ますし、マテをさせる時もフセを覚えてからの方が近道ですね。
またフセは、吠えやすい子、興奮しやすい子などに対し、『マット』や『クレート』と併用して指示を出すことが出来るので、とても便利です。
またお散歩中にも有効に使えますね。
例えば信号待ちをする時やお散歩中に出会った犬友達とのおしゃべりの最中にも「待っててね」の合図でフセは使いやすいです。
フセはオスワリよりも落ち着いて待つことが出来ますので、しっかりと練習していつでも「フセ」が出来るようになっておくとよいですね。
フセのやり方
STEP1 手の平を床に向けてフセの体制を取らせます
STEP2 WANちゃんのお腹が床についたらすぐに褒めておやつをあげます。
*レイル君はクリッカーを利用しているので、お腹が床についた瞬間を捉えてクリッカーを鳴らし、その行動が正しいことをすぐに伝えることが出来ます。
STEP3 最初は床にピッタリとつけていた手の平の位置を徐々に床から離していきます。
床から5センチ、10センチ、20センチといった具合に徐々に上へ移行し、最終目標は飼い主さんの胸のあたりで指示を出してもフセが出来るところまで練習するとよいですね。
STEP4 ハンドシグナルを覚えたら「フセ」のコマンドを入れていきます。
最初は「フセ」の言葉がわからないので、コマンドを出した後、すぐに今まで教えたハンドシグナルを示してあげます。
大事なことは、STEP1~4までは時間と日数をかけて行う必要があるということです。
特に、STEP3では、ハンドシグナルの位置を徐々に上にあげていくので、根気よく行ってあげるとよいですね。
最初は床にピッタリとつけたハンドシグナルです。
上手に出来てきたら、徐々にハンドシグナルを上に持っていきます。
レイルくん、しっかりとママのハンドシグナルを見てますね!
ハンドシグナルが少し上になってもちゃんとフセが出来ましたよ!
とっても上手に出来るようになりました!!
「フセ」のコマンドだけで出来るようになるように、毎日のレッスンが大事ですよ!!
次回のレッスンまで楽しく頑張りましょうね。
モフモフのぬいぐるみのようなレイルくん。
とっても可愛いですね~!!
次回のレッスンで会えるのを楽しみにしていますよ!!
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