マルプーもずくちゃんの久々レッスン
3月からパピーコースを受講してくれていたもずくちゃん!!
2クール目がスタートしましたよ!!
5月中はなかなか会えず、「どうしているかな~」と気になっていましたが、久々に会ったもずくちゃんは、少しお姉さんになっていて、益々可愛くなっていましたよ~!
初夏を感じさせるピンク色の涼やかなお洋服を着てレッスンにトライしてくれました。
またこれから一緒に楽しくお勉強しましょうね。
もずくちゃんは毎日犬の幼稚園に通っています。
パパとママはお仕事が忙しく、平日はなかなもずくちゃんの相手をしてあげられないからということですね。
仔犬の社会化期からヒト慣れ、犬慣れもしっかり行えているので、トレーニングもとても進みやすいです。
素晴らしいですね!!
1クール目で基本は出来ていますので、2クール目からはステップアップです。
〇オスワリとフセの強化と弁別
〇マテ
〇お散歩レッスン
などを重点的に行っていきますよ。
またピンポン吠えも始まったとのことでしたので、クレートトレーニングを強化し、「ハウス」のコマンドでクレートに自ら、いつでも入れるようになるとよいですね。
毎日クレートに入って幼稚園に行くので、クレートトレーニングはすぐに進むと思います。
お話しを伺ったところ、クレートへは喜んで入ってくれるとのこと。
幼稚園が大好きなんですね。とってもお利口さんです♥
ピンポン吠え
ピンポン吠えで悩んでいる飼い主様はとっても多いです。
主な理由は「警戒」「興奮」かと思います。
ピンポンの音自体に警戒している、もしくはピンポンが鳴ると誰かが来て楽しいことがあるなどです。
また「誰かがきたよ」と教えてくれるケースもあります。
もちろん理由は一つではありませんね。
色んな気持ちが混在しているケースの方が多いと思います。
吠える理由は様々ですが、必ず理由があるのです。
ピンポン吠えの矯正としては、まずはその音に慣らすことですね。
小さな音から聞かせ、同時におやつを与えていきます。
学習が進むとピンポンとおやつが結びついてきます。
その次のステップとして、ピンポンが鳴ったら「ハウス」をかけハウスへ誘導していきます。
最終目標は、ピンポンが鳴ったらハウスへ自ら入ることです。
このトレーニングは一朝一夕では完成はしません。
(このトレーニングに限らず一朝一夕で完成するトレーニングはないのですが。。。)
ですので、毎日少しずつ行うことが大事ですね。
今日はピンポンへの慣らし方をお伝えしました。
次回のレッスンまで毎日トレーニングを重ねていきましょう。
そして今日はフセをさせてから「マテ」のお勉強を頑張りましたよ!!
マテ
「マテ」とは、オスワリやフセをさせたまま、その姿勢を崩さずにその場に留まりなさいというコマンドです。
よくご飯前にフードボールを目の前にして「マテ」をさせている飼い主さんがいらっしゃいますが、それは正しくは「マテ」ではなく「ガマン」ですね。
もちろん、WANちゃんにガマンを教えることは大事なことですが、何も魅力たっぷりのご飯を目の前にガマンをさせる必要はありません。
ご飯への執着が強くなり、その他の困った行動に結びついたり、フードアグレッシブに繋がりやすくなるリスクがあります。
飼い主さんが正しい「マテ」を理解し、WANちゃんに「マテ」を教えてあげることはとても大事なことです。
もずくちゃんはフセが出来るので、フセからスタートです。
「マテ」を教える時は、フセが出来るようになってから教えてあげるとよいですね。
オスワリでも構いませんが、オスワリよりもフセの方が動きにくい為にマテは習得しやすいのです。
フセをさせて、「マテ」をかけます。
「マテ」のハンドシグナルは手のひらをWANちゃんに向けるのが一般的ですね。
もずくちゃん、しっかりママの手のひらをみてますよ。
マテをかけた後は一歩下がります。
フセの姿勢を崩さずにいられたらすぐに戻っておやつをあげましょう。
次のステップは、下がる歩数を増やしていきます。
一歩を2歩に、2歩を3歩にといったイメージです。
少しハードルを上げて、ドッグフェンスも外してみました。
もずくちゃんはママやパパが遠ざかってもしっかり待ってることが出来ましたね。
とってもお利口さんです!!
次のステップは、歩数と秒数を組み合わせて行います。
1歩下がって3秒待つ、5歩下がって1秒待つなど、ランダムに行うことが上達の秘訣ですよ。
もずくちゃんは5歩下がって5秒まで待てるようになりました!!
初めての「マテ」なのに、素晴らしいですね!!
次のレッスンまで、少しずつでよいので楽しくトレーニングしていきましょう。
また次回会えるのがとっても楽しみです!!
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