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狂犬病ワクチンを打ちましょう

狂犬病のワクチン接種の時期がやってきましたね。

狂犬病ワクチン接種は、国で義務づけられている飼い主さんの義務です。

 

日本国内の犬が狂犬病を発症したのは1956年を最後に報告はされていません。

日本はアジア諸国の中でも、狂犬病を水際で食止めることに成功した数少ない国なのです。

 

 

 

もし、日本で狂犬病が発生してしまったら予防注射を受けていない貴方のWANちゃんは、「可愛い」存在から「恐ろしい」存在に変わってしまうかも・・・しれません。

 

あなたのWANちゃんへの狂犬病予防注射は、WANちゃんの命を狂犬病から守る為だけでなく、

貴方とWANちゃんとの愛情の絆を

そして、あなたとあなたの家族を守る為のものでもあるのです。

 

今日は、狂犬病と狂犬病注射について、お伝えしたいと思います。

 

狂犬病ワクチン接種は義務

 

◆生後91日以上になったら、畜犬登録をして狂犬病予防注射と済ませましょう

◆毎年一回の予防注射をしましょう

◆海外へ連れていく場合は、生後91日以上で一回注射をした後、30日以上一年以内の間隔をおいて2回目の注射をすること推奨しています。

 

 

注射後は、WANちゃんの様子に気を配りましょう

 

 

注射後は、WANちゃんの様子を注意深く見見守ってあげて下さい。

 

狂犬病ワクチンは、他のイヌ用ワクチンと比べて副作用の発生率が低く、より安全性の高いワクチンですが、まれにアナフィラキシーショックをの他、疼痛、元気や食欲の不振、下痢、嘔吐等の副作用が認められる場合があります。

このうち、アナフィラキシーショックの82%が注射後3時間以内に、その他の副作用の59%が12時間以内に発生し、副作用発生時には速やかな治療尾が必要であると報告させています。

 

もし、注射後に貴方のWANちゃんに何か異常をみつけたら、すぐにかかりつけの動物病院で診てみらって下さい

 

また、注射当日の2~3日間は安静に問止め、激しい運動、後輩、入浴、シャンプーなど避けましょう。

 

鑑札と注射済票を忘れずに

 

犬鑑札や狂犬病予防注射済み票は、狂犬病発生時には、飼い犬であるか、狂犬病予防が済んでいるを見分ける大きな目印になります。いつもWANちゃんのみえやすいところに装着しておきましょう

 

 

狂犬病とは

 

発病するとほぼ100%の致死率、そして有効な治療法がない大変恐ろしい病気です。

 

狂犬病はヒトや犬、猫をはじめとしたすべての哺乳類動物がかかる人獣共通感染症です。

発病した場合はヒトも動物も重篤で飛散な神経症状を伴いほぼ100%死亡します。

 

犬の場合、狂犬病に感染すると通常2~8週間で発病します。

発病には狂躁型と麻痺型の2つのタイプがあります。

 

狂躁型は、発病するとまず食欲不振や暗所へ隠れるなどの挙動異常を示します。

更に音や光の刺激に過敏になり、興奮しやすく攻撃的で、目の前のものに何でも反射的に噛みつきます。

やがて、意識障害に陥り、麻痺が全身に及んで死亡します、、、。

麻痺型は、麻痺症状を主に示し死に至ります。

発病しているイヌの唾液中には多量のウィルスが含まれている為、この時期の犬にヒトや動物が噛まれると狂犬病に感染します。

 

 

狂犬病は、人も動物も一旦発病したら有効な治療法がない為、不治の病です。

しかし、ワクチンで予防することが可能なのです!

 

 

海外では『日常的』な存在です。

 

観光地として有名なインドネシアのバリ島は歴史的に狂犬病の発症がなく、犬へのワクチン接種も行われていませんでした。ところが、2008年に初めて狂犬病による死者が確認させると、その後2015年までの7年間で死者が150人を超える事態になりました。しかし、犬へのワクチン接種は進まず、野犬の殺処分を主にした対策が行われている為に未だ終息していません。

 

この発症の原因は、違法に島に持ち込まれた犬が狂犬病に感染していたためと言われています。

世界に目を向ければ毎年3~5万人が狂犬病により死亡しています

 

狂犬病ウィルスを持っているのは、犬だけではありませんし、必ずしも犬から感染するわけではありませんが、人のより近くにいる犬が感染源をなっていることは否めません

ですので、人での発生を防ぐには犬での狂犬病対策が最も重要と言われているのです。

 

日本国内の犬の発症例は65年間ありませんが、14年ぶりに狂犬病患者が愛知県で確認されました。

狂犬病はまだまだ身近なウィルスだということですね。

2020年5月22日、2019年9月にフィリピンで犬に咬まれたことが原因だと推測される狂犬病患者が、愛知県で確認されました。ちなみに、14年前に狂犬病の輸入感染症が確認された2例も、フィリピンからの帰国者でした。

*引用/ニッポン放送NEWS●NLINEより

 

日本への侵入を虎視眈々と狙っています。

 

日本は、これまで関係者の努力を島口であるという利点を生かし、狂犬病を水際で食い止めることができました。

しかし世界中を簡単に短時間で行き来出来る今日にあっては、狂犬病がいつ日本に侵入してもおかしくありません。

例えば、密輸された動物、貨物等に混入したコウモリや猫、船員のペット不法上陸などにより、狂犬病が水際での防御をする抜けて侵入してくる可能性はゼロではありません。

 

予防注射は飼い主の義務です。

 

狂犬病予防法により、生後91日以上の飼い犬の登録と年一回の予防注射が飼い主には義務付けられています。

しかし、実際には日本@えっとフード工業会や内閣府などのデータ尾をもとに推計すると、日本における今日兼業予防注射率は40%を切っているものと思われます。

これはWHO(正解保健機関)のガイドラインにおいて、流行を防止するためには常時確保しなければないとされている免疫水準である「少なくとも70%以上」を大きく下回っています。

これでは狂犬病が一旦発症したら、まん延してしまうかもしれません・

狂犬病のまん延と防ぐことが出来るかどうかのカギは、飼い主ひとりひとりが握っているのです。

愛犬への狂犬病予防注射は、愛犬の命だけでなく、多くの人の命を守り、社会を守ることになるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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