伊豆高原犬のしつけ教室~空之助くんのゴロン~
伊豆高原にある犬のしつけ教室、OnlyWAN~愛犬のお庭~です。
今日はカニンヘンダックスの空之助くんがトレーニングにやってきてくれました!
空之助君は元々幼稚園生で週一で通ってくれていました。
幼稚園に通ってくれることになった理由としては、
・独りでもお留守番が出来るように
・クレート待機が出来るように
・移動中吠えずにクレートの中に入っていられるように
・そして色んなワンコと触れ合うチャンスが欲しいということでした。
空之助君はとても順調に色んなことが進みました。
週一で2クール通ったところで上記のことが出来るようになったので、一旦幼稚園は卒園することにして、月一のトレーニングへと切り替えたというわけです。
基本的なオビディエンスは幼稚園で出来るようになっているので、トレーニングではもうひとランクアップして、「楽しいこと」や「考えること」をメインにプログラミングしていきます。
段ボールを使ったトンネル潜りやローバーの下を潜るミニアジも出来るようになりました。
今回はゴロンのトリックに挑戦です。
フセの後におやつを齧らせながら横になる姿勢へ誘導し、そのままゴロンをさせます。
最初はなかなか上手くいかなかったのですが、一度コツをつかんでしまうとあっという間に出来るようになりました。
お家でママが熱心に教えてくれたおかげです!!空之助君偉いです(⌒∇⌒)
おやつを持って何度も何度も繰り返し教えていきます。
ゴロンをしたらおやつがもらえる!というところまでをすぐに覚えることが出来ました。
次はおやつを鼻先から徐々に離していき、ルアーの手の動きも少しずつフェーディングしていきます。
おやつを齧っていなくてもゴロンのトリックが出来るようになりました!
次はおやつを持つことをランダムにしていきます。
持っている時もあるし、持っていない時もある!
こうすることでおやつがなくても出来るようになります。
空之助君はおやつがなくてもちゃんと「ゴロン」が出来るようになりましたよ!!
そして、最後は言葉付けです。
どんなコマンド入れもそうですが、ハンドシグナルで90%以上動作が出来るようになってから言葉(コマンド)を入れていくのがセオリーです。
「ゴロン」と言った後に、今まで通りハンドシグナルでゴロンを促します。
ママのハンドリングがとっても上手です!!
犬は言葉を介す生き物ではないので言葉を理解するまでには時間がかかります。
何度も同じタイミングでしっかりと言葉を伝えてあげることで、「コマンド」も定着していくのですね。
言葉を覚えることは犬にとっては簡単なことではありません。
しっかりと訓練された犬でも覚えられるのは30~50個程度の言葉しか理解できないと言われています。
一つでも多くの言葉を知っているだけでも犬のQOLは上がりそうですね!
言葉を使わない犬たちと「言葉」を介して一つのことを理解しあえるって、本当に素敵なことだと思います!!
普段からも犬たちにたくさん言葉をかけてお互いを分かり合いたいものですね。
その為にも、正しい手順でお互いの共通言語を作り出すことが大事なのです。
トレーニングの醍醐味はそこにあるのですから!
空之助君の楽しいトレーニング風景です。
・おやつを抜く
・コマンド入れ
も行っています。ご興味のある方は是非ご覧くださいね。
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