犬のトイレトレーニング基本のやり方
犬のトイレトレーニングの基本のやり方
WANちゃんと一緒に暮らす上で「トイレトレーニング」はとても重要ですよね。
犬には元々一か所で排泄をするという習慣がない為に、飼い主さんが望むところで排泄をさせるには必ず飼い主さんが「教えてあげる」必要があることは前回の
<犬のトイレトレーニングは難しい>でお伝えしました。
今回は基本的なトイレトレーニングのやり方をお伝えしますね。
トイレトレーニングで最も重要なことは、「先回り」と「成功体験」です。
おむつトレーニングをしている小さな子供にトイレを覚えさせるには、
「そろそろおしっこじゃない?」「おトイレに行こうね」と母親が子供を誘い、トイレへ連れていきますよね。
正にそれと同じ要領だと思って下さい。
遊びに夢中になっていたりするとトイレのことをすっかり忘れてしまい、気がついた時にはもう間に合わない。。。なんてことはよくあることだと思います。
WANちゃんも同じなのですね。
また褒めることもとっても大切です。
WANちゃんは経験から物事を学習していきます。
トイレで排泄したらいいことがあった!!という経験をさせることにより学習していくのです。
ですので、トイレで排泄が出来たらしっかりと褒めて
「トイレで排泄するといいことがある」→「排泄はトイレでしよう」と思えるように飼い主さんがしっかりとサポートしてあげましょう。
◆WANちゃんの排泄のタイミングを把握して、「そろそろおしっこかな?」というタイミングでWANちゃんをトイレへ誘導してあげて下さい。
最初は抱っこでトレーの近くまで連れて行っても構いませんが、最後の一歩は必ずWANちゃんの足でトレーに乗ってもらいましょう。
誘導する際は、おやつを持ちWANちゃんの鼻先に持っていき、誘導してください。
また、ハンドターゲットを覚えさせておくと、今後色々な場面で役に立ちますのでお勧めです。
ハンドターゲットとは、飼い主様の手にわんちゃんがくっついてくるトレーニングです。
参考動画をご紹介しますね。
・犬が排泄をしたいタイミングは以下が代表的です。
①起きたとき
②運動&興奮した後
③ご飯やお水を飲んだ後
・一般的に子犬の場合、月齢+一時間が排泄のタイミングです。
普段からWANちゃんのトイレ日誌をつけ、おおよそ何時間おきに排泄するのかを把握しておきましょう。
◆おしっこをしている最中に「ワン・ツー」や「チッチ」などのコマンドを入れて、おしっこ=コマンドを結び付けましょう。
・コマンドに慣れてきたら、「そろそろおしっこの時間かな」と飼い主さんが見計らい、WANちゃんをトイレへ誘導しましょう
誘導した後、コマンドをかけておしっこを促します。
じっと見ていると出来ない子もいますので、WANちゃんの様子をみて、見て見ぬふりをすることも必要かもしれません。
◆飼い主さんがコマンドを掛けた時、おしっこの仕草が見られたり、トイレへ戻るようになったら、段々とコマンドを理解していると考えてよいでしょう。
◆トイレトレーニングが完了するまでは、フリースペースを区切り(最初は2~3畳ほどでよいです)、WANちゃんのおしっこのタイミングでWANちゃんをトイレへ誘導し、トイレでおしっこをさせることを成功させてあげましょう。
フリーにしている時は、飼い主様はWANちゃんから目を離さないようにしましょう。
気が付かないうちにおしっこしちゃった、、、ということを繰り返していると、いつまで経ってもトイレを覚えることは出来ません。
またその中のカーペットやラグは外しておきましょう。
失敗を誘発させない為の環境設定も大事です。
◆成功率が上がってきたら、徐々にフリースペースを広げていき、区切りのない空間で飼い主様と一緒に過ごせることを最終目標にしましょう。
◆トイレトレーニングは成功体験でしか学べません。
トイレで排泄が出来たら、しっかりと褒めて、おやつをあげるなどして学習力をあげていきましょう。
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