犬にあんこって大丈夫?
犬にあんこを食べさせても大丈夫なの?食べてもよいもの??
あんこ好きのワタシにとって、大福やお饅頭、どら焼きは魅惑的な食べ物です。疲れている時に(疲れていなくても。。。)口にするだけでほっとしますしますよね。
飼い主さんがおいしそうに食べているモノは、WANちゃんにとっても「欲しいもの」の一つです。
そんなとき、「欲しそうだから」とか「あげないと可哀そうだから」とむやみにヒトの食べ物を与えるのは、NGだということは多くの愛犬家の皆様はご存じと思います。
さて、今日はWANちゃんにとってあんこって大丈夫なの?っというお話をしたいと思います。
あんこの原材料はご存じの通り、小豆です。
この小豆にはアントシアニンというぽフェノールが含まれています。
ポリフェノールは植物が光合成を行い際に作られる物質で、苦みや渋み、色素の成分のことです。
このポリフェノールは、活性酸素を無毒化する「抗酸化作用」という働きを持っているんですね。
活性酸素は体に必要な物質ですが、必要以上に働くことで体の細胞を傷つけてしまうこともあるそうです。
この「細胞が傷つく」という現象が、いわゆるワタシたちが最も恐れている、「老化」のことです。
そこで、抗酸化作用のある成分を接種することで、活性酸素の働きが抑えられ、がんや老化を防ぐ、予防効果が期待できるわけなんですね。
但し、以上のことはヒトの場合に認められる効果の為、犬の場合も当てはまるかはその限りではありませんが、どうやら体に害がある成分は含まれていなさそうです。
また小豆には、エネルギーの代謝に欠かせないビタミンB群が含まれているため、疲労回復にも効果があるのです。
また小豆には多くの栄養素が含まれています。
・食物繊維・・・
善玉菌を増やし、悪玉菌をやっつけるとても嬉しい栄養素です。
・鉄分・・・
エネルギーを作り出したり、酸素を体全体に送ってくれる素晴らしい栄養素です。
・カリウム・・・
体内のナトリウムを排出してくれる働きがある頼もしい栄養素です。
・亜鉛・・・
皮膚や被毛の健康維持の為には絶対必須の栄養素です。
以上のことから、小豆は、なんだか体にとても良さそうな食べ物のようですね。
但し、あんこの成分は小豆だけではないですよね。
気になるのは、糖分です。
もちろん、砂糖にも有害な成分は含まれていませんが、与えすぎると肥満や糖尿病のリスクが高まります。
あんこを与える時に注意することは、もちろんと糖分ですが、その他にもあります。
犬は雑食動物ですが、元々は肉食動物です。
野菜や穀物などの肉以外の食物繊維を消化するんが得意ではありません。
もし、あんこ(小豆)を与えるのであれば、出来るだけ細かく刻んで、よく煮てペースト状にしてあげるとよいですね。
あんこを使った代表的な和菓子と言えば、大福やお饅頭、どら焼き、ようかんなどですが、、、、
これらかは人間ように加工されている食べ物ですので、WANちゃんに与えるのはよしましょう。
大福は餅なので、喉に詰まらせる危険も含んでいます。
WANちゃんは丸のみをしますので、大福を丸ごとポイっ!なんてことは絶対にしないようにしましょう。
結論として、あんこの中には犬にとって有害な成分は含まれていないことがわかりましたが、3時のおやつに一緒に大福を食べましょう!というはNGということですね。
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