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仔犬の社会化期とは?

仔犬の社会化期とは?!

 

近年仔犬を飼ったら、まず社会化トレーニングをしましょう!と仕切りに言われ始めましたよね。

ところで!その社会化トレーニングって一体なに!?
と思っている方々へ、今日は簡単に「仔犬の社会化」についてお伝えしますね。

 

 

仔犬には成長過程のステージが3つあります。
新生期:誕生~生後2週齢
社会化期;生後3週齢~12週齢くらい
第2次社会化期:生後13週齢~16週齢

このうち一般的に言われている「仔犬の社会化期」とは、生後4週齢~12週齢ころです。月齢3か月頃までの時期ですね。

 

 

この社会化期に「何を経験したか」によって、今後の犬生が大きく左右されてしまうと言っても過言ではありません。
本来この時期は、母犬や同胎犬と触れ合いながら群れで暮らし、仲間と暮らす中でコミュニケーションや群れのルールを学んだり、様々な事柄を体験し社会性を身に着けていきます。

この社会化期は、そうした外界からの刺激を抵抗なく柔軟に受け入れやすく、たくさんの情報を吸収することが出来ます。
たくさんのことをこの時期に経験することにより、成犬になっても様々なことに適応できる、動じない子に育つことが出来るんですね。

ずばり!!社会化期とはたくさんのことを学ぶ最適な時期なのです。

そこで飼い主さんが仔犬の為にしなくてはいけない「社会化トレーニング」とは、この社会化期の間に人間社会で暮らしていく上で、これから経験するであろう様々な事柄を経験され、体感させ、存在を認識させてあげることなのです。

 

例えば。。。。

★音・・・「車」「バイク」「電車」「掃除機」「踏切」「洗濯機」「ピンポン」「電話」「雷」「花火」などなど、言い出したらきりがありませんね。

★自分以外の存在・・・「他人」「他犬」「猫」など

★様々なタイプの人々・・・「大人」「子供」「女」「男」「年寄り」「獣医」「トリマー」などなど

★知らない場所・・・「広い公園」「車の通る道」「人通りのあるところ」などなど

社会化期には、100人の人に会わせましょう!とよく言われるくらい本当に多くの人に会うとよいですね。
たくさんの人や犬に出会い、楽しい経験、嬉しい体験をしてそれらのモノ(人や動物)によいイメージを持つことで、社会化期を過ぎても柔軟に受容することが出来るのです。

 

社会化期にお家の中ばかりにいたり、ケージやクレート、サークルの中に閉じ込められた生活をさせてしまうと、社会化を学ぶチャンスを奪っていることになります。
そうすると、成犬になった時、様々な問題行動を起こしやすくなります。

実はこの「社会化期」を過ぎてしまうと、「社会化の窓」が閉じてしまい、外界からの刺激に対し、興味や好奇心よりも警戒心や不安が強くなります。

 

これは自然界では、巣穴から出て遊び始める時期ですね。
巣穴の中で順調に育っている仔犬たちは、成長と共に巣穴からでて遊ぶ機会が増えます。
すると、外敵から襲われる危険も当然あるわけです。
今まで通り、興味や好奇心だけで危険なものや外敵を受け入れていては、命がいくつあっても足りません。。。
そのために、生きる術として警戒心が芽生えてくるのです。

 

 

そうは言っても、実は一般のペットとして迎えられたWANちゃんたちは、「社会化期」の大半をペットショップで過ごしています。
月齢8週齢ルールというのは日本にもあり(和犬は7週齢らしい)生まれてから8週齢までは母犬から離してはいけないことになっていますが、それ以降はペットショップのガラスケースの中で育つわけです。

・・・生体販売がメインの日本の悲しいペット業界の現実です・・・

*ペットショップからでなく、ブリーダーから手に入れた場合は、ブリーダーさんの元で正しく社会化期を過ごさせてもらうことが出来るでしょうが、残念ながら全てブリーダーさんが行ってくれるわけではありません。
悪徳、劣悪な環境で飼育しているブリーダーがいることも事実です。
ですので、仔犬を迎える時には十分に下調べをして、犬舎を見て、ブリーダーさんの人柄をよく見て、その人がどんな人なのかを知ることが大切です。
・・・ちょっと、話がそれましたが。。。

 

 

ですので、仔犬を迎えたら早々に社会化トレーニングを始めましょう。
どんなに早くても、お家にやってくるのは8週齢過ぎです。
8週齢~12週齢頃でしたらドンピシャです。
この社会化期を見逃さずにしっかりと社会化トレーニングを行って下さいね。

また社会化期を過ぎてしまったから、もう間に合わない!!というわけではありません。

貴方の仔犬が月齢4か月でも6か月でも8か月でも十分に間に合います。
しかし、適応するスピードは月齢が進めば、進んだ分だけ遅くなると考えて下さい。
じっくりと時間をかけて楽しい経験、楽しい体験を積み重ねることで社会性を身に着けることが出来るでしょう。

 

ここで大事なことは、継続することです。

仔犬の時期にしっかり社会化トレーニングをしても、その時期だけ行い、そのあとはやめてしまうというケースがとても目立ちます。
一旦身に着けた社会性も、そのあとやめてしまえば後退することもあります。

出来れば成犬になるまで、また成犬になった後の1~2歳までは社会化トレーニングを重視し、正しい方法でWANちゃんに社会性を身に付けさせましょう。

社会化期は、パピーの中でもとても重要な時期です。
そして、この時期は2度と訪れません。
成長を止めることも後戻りすることも出来ません。

どうか、この社会化期を大切に過ごして、今後訪れる10数年のドッグライフをより豊かに過ごしましょうね。

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