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犬の常同行動

常同行動ってご存じですか?
WANちゃんにも、そのような行動が見られることがあります。
尻尾を追いかけまわしぐるぐる回ったり、ケージの中で行ったりきたりウロウロと動き回ったりという行動ですね。
このような行動は、興奮した犬や退屈な犬が見せる行動の一つではあります。
しかし、執拗にその行動が続いたり、無意味に行い続けるのは、「常同行動」と呼ばれる、一種の異常行動にあたります
 
 
昔の動物園の熊を思い出して頂けたらと思うのですが、檻の前で無意味にず~っと行ったり来たりする行動を目にしたことがあると思います。
あの行動こそ「常同行動」と呼ばれる行動です。
本来の姿、行動ではない情態なんですね。
原因は様々だと思いますが、大きな理由の一つとしてストレスが考えれます。
 
 
飼育場、不適切な環境で過ごしている場合にストレスとして、WANちゃんに負担がかかっている状態ですね。
「え?不適切って!?」
「うちはちゃんとご飯もあげてるし、ケージもクレートも用意して、トイレもいつも綺麗にしてるし、お散歩だって行っているのに?!」
と思われるかもしれませんが、、、、。
 
 
WANちゃんは、群れで暮らす社会性に富んだ動物です。
飼育上、必要なモノだけを与えていては、ストレスに繋がる可能性があります
日々、飼い主さんとしっかり向き合い、コミュニケーションを図ることがとても大切なんですね。
 
 
本日、ある飼い主様から「常同行動」と思しきご相談が寄せられました。
拝見したところ、そのWANちゃんの尻尾はべちょべちょに濡れていて、毛もところどころ剥げかかってました。
本来はふさふさの尻尾のはずなのに。。。。
またお話しを聞いたところ、「永遠に回り続けている」とのこと、大変気がかりです。
 
常同行動を見極めるポイントとしては、
・無意味に同じ行動を長時間行い続けている
・自傷行為に発展する
自傷行為とは、同じ場所を舐め続けたことにより炎症を起こしてしまったり、尻尾を追いかけ続けて噛みちぎってしまったりといった行為です。
実際にしっぽ追いの常同行動が悪化して、尻尾を噛みちぎってしまう犬もいます。。。
 
 
WANちゃんの詳細な生育環境がわからないので、確かなことは言えないのですが、ご様子からして常同行動の恐れがあるなと感じました。
常同行動は異常行動の一つで、精神における一種の病気です。
これは、トレーニングでなんとかなるものではないんですね。
このような場合は、行動診療の行える獣医師との連携が不可欠になります。
ストレスがかかっているというのはWANちゃんの精神にも身体にも大きな負担がかかります。
もし、貴方の愛犬の行動が「あれ???」と思うことがあったら!?
出来れば早めに「行動診療」が行える獣医師にご相談されることをお勧めします。
獣医行動診療科認定医は日本には9人しかいませんが、お近くの獣医師を探してみてくださいね。
 
 
貴方とあなたのご愛犬の幸せなドッグライフを心から応援しています。
 
 
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