ドッグトレーニングのローズちゃん
ドッグトレーニングのOnly・WAN生第一号、ローズちゃんのトレーニングが始まりましたよ!
ローズちゃんは今年の初め、お正月の頃にママとやってきてくれてカウンセリングを受けてくれました。
ローズちゃんのお悩みは「お散歩で歩かない」という一点です。
またドッグランでもう少し楽しく遊んでくれたら嬉しいな、というママのご希望もあります。
ローズちゃんは、元々保護犬ちゃんでママに引き取られたのが一年前とのこと。
繁殖犬としてブリーダーさんのところで活躍した後、家庭犬として出された経緯があります。
ブリーダーさんのところでどんな生活を送っていたかの明確な情報はないのですが、
恐らく、お散歩の経験がほとんどないのではないかということなのです。
7歳までお散歩の経験をしたことがないとなれば、当然お外への不安や緊張は計り知れませんね。。。
それでも一年かけてママとの信頼関係を築きあげ、お散歩で歩かない、、、というお悩み以外は
得に問題がないようにお見受けしました。
社会化トレーニングが不足していたことは否めないので、少し怖がりさんの面がありますが、
ママとおやつが大好きな可愛く元気なわんちゃんです!
お散歩で歩かない原因としては、
お外の刺激に慣れていないので、不安や緊張を感じて歩けなくなってしまうのだと思います。
またお散歩を経験したことがないので、お散歩の仕方を知らない、リードに慣れていないということも考えられますね。
そんなローズちゃんには、「お外は怖くないよ」ということを教えていきながら
「ママと一緒に歩こうね」「ママと一緒だと楽しいね」ということを覚えてもらえたらいいなと思います。
元々持っている、おっとりさんな性格もあるので、元気に弾けるようにお散歩をする、というのは
少し難しいかもしれませんが、外界の刺激に慣れて少しでも不安を取り除くことは出来るかもしれませんね。
もちろん、それは一朝一夕ではいきません。今までの経験を上書きするだけの時間が必要になります。
焦らずに、出来ることを少しずつ増やしいき、自身をもってお外が歩けるようになれるように頑張りましょうね。
一回目のトレーニングは、まずはアイコンタクトからですよ、
どんなお悩みを抱えていても、どんな年齢でも、過去にどんな経験があっても
まずは!!アイコンタクトです。
アイコンタクトが出来なければ、何も伝えることが出来ないからですね。
ローズちゃんは、積極的にママのことを見てきます。
とってもおりこうさんですよ。
ただ、正面定座(目の前でオスワリ)が少し苦手なようで、オスワリの合図を出すと
足元にやってきて、後ろを向いてしまいます。
そうなると、アイコンタクトの練習をするのは少し難しいので、
まずは、正面で座ることから教えていきました。
おやつが大好きなので、チョウダイチョウダイと手を合わせる仕草が得意なようで
とっても可愛いのですが、一旦、その仕草は封印です。
それはそれで、違うコマンドをつけて教えてあげればよいですね。
何度か挑戦すると、徐々に「ママの目の前で座ればいいのかな」ということを覚え始めてきましたよ。
とってもおりこうさんですね!!
何度も何度も繰り返し教えてあげ、出来たと思ってもまた忘れてしまうこともある、ということを
当たり前なことだと思って、何度も挑戦してもらえたらと思います。
またリードに慣らす練習も頑張りました。
ローズちゃんはリードが苦手なようで、リードを付けるとフリーズして動けなくなってしまうシーンがありました。
なので、オイデの練習や前に推進をかけて歩かせる練習の時にはリードを一旦外す、という対策をとりました。
本当は、楽しい気分(トレーニングしたりオイデの練習など)の時にリードを付けておきたいところなのですが、
リードを付けると一気に気分がダダ下がりのようなので、いまのところは致し方ありませんね、
リードを付ける時間と外す時間を交互にとりながら、徐々にリードがついている時間を増やしていけたらいいなと思います。
トレーニングルームでのレッスンが終わった後は、ドッグランでひと遊び!
慣れない環境で最初は尻込みしていましたが、すぐにトコトコ歩いたり、あちこちの匂いを嗅いで探検をしたりして
不安な気持ちが少しずつ和らいでいきましたね。
初トレーニングでママもローズちゃんも頑張りましたよ~!!♪
また元気に楽しくトレーニングしましょうね!!
本日のトレーニングノートです。
前の記事へ
« 犬の幼稚園生☆もずく君☆初登園次の記事へ
ドッグトレーニング☆カイくん☆動画付き »