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4頭に1頭が発症するイヌのがん、血液一滴から早期発見の検査実現へ

4頭に1頭が発症するイヌのがん、血液一滴から早期発見の検査実現へ

本日はクラウドファンディングのお願いです。
たった一滴の血液で犬のガンを早期発見する診断方法の確立へ向けて研究チームが立ち上がりました。

 

WANちゃんは大切な家族です。
病気をせず、生涯健康に過ごすことが飼い主さんにとってもなによりも幸せなことですよね。
犬の病気についても日々研究が進化していて、未然に防げる病気も増えました。
しかしながら、やはり病気で亡くなってしまうWANちゃんもいます。
なにより大事なのは、未然に防ぐこと、そして早期発見こそがWANちゃんの命を守るカギなのです。

犬の死因の第一は「悪性腫瘍」いわゆるガンです。
4頭に一頭の割合で、犬はガンで亡くなっているそうです。

 

 

言葉を発しないイヌは、自分で痛みを訴えることができません。
それゆえ、飼い主が普段との違いに気づくのが遅れ、かつイヌはヒトの5倍から7倍で成長するため、がんの進行も早く、受診したときにはステージがかなり進んでいて「もう少し早く見つけてあげられたら・・」ということが多々あります。

またイヌの治療や検査は、すべて飼い主さんの自費出費になります。だからこそヒトのように定期検診などを受ける機会も少なく病気を発見しづらいのが現状です。もっと簡易で安価かつ早期にがんを診断・発見するツールがあれば、このような悔しい思いをせず、たくさんの命を救うことが可能です。

今回のプロジェクトは、一滴の血液を用いて早期のがん診断を行う技術を、イヌのがんにおいて実証できないかとの試みです。

 

血液一滴からがんを診断する方法を確立し、イヌをがんから救うため、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

犬のガンの最大の課題は、「早期発見システム」がないこと

研究チームのリーダーは一般社団法人ヒトとそう物の臨床研究情報センターの伊藤博さんです。
これまで40年以上、犬、猫のガンの臨床・研究を一貫して行ってきた犬猫のガンのスペシャリストです。
現在は、静岡県「動物最先端医療センター」にて、日夜ガン撲滅の為に戦っておられます。

特に犬のガンの課題は「早期発見できないこと」なのだそうです。
早期発見できない大きな理由は3つ。

・そもそもヒトのように健康診断などはなく、定期健診を受ける制度・習慣が浸透していない。
ヒトの場合は、年に一回の健康診断が広く普及しています。
また40歳~60歳とガンに罹患しやすい年代の方には、がん検診などを地方自治体などが支援している場合もあり、早期に病気を見つけることが可能です。
一方WANちゃんは、年一回のワクチン接種などは広く普及されているものの、健康診断やがん検診はまだまだ不十分です。

 

・ガンを発見する主要マーカーなどの研究開発が不十分
がん検診などを実施する為のイヌの主要マーカー(ガンが疑われる場合。診断に至るまでの一つの手段として体液の値を測定するもの)などの発見・確率が送れており、確定診断が行える精度に至っていないのが現状です。
大学や研究機関、起業などで研究は進んでいますが、がんのようなバイオ・分子生物学の領域は。もうだいな研究費がかかる為。ヒト同様の予算や人材が犬の研究会春では投入されていないのが現状です。

・動物のガンに特化した専門の人材や動物病院が少ない
伊藤先生が勤務している動物最先端医療センターでは、ヒト同様に動物のガンに特化したCTやMRIなどの最新の画像診断検査を用いて、がんの診断に取り組んでいるそうですが、一般のどうぶつ診療施設では高度な診断機器などが未設備であることが多く、その場で確定診断が出来ず、大学の動物医療センターなどの二次診療施設で検査を受けることになります。

 

 

イヌのがんもヒト同様に早期のがんであれば、転移などの心配も少なく手術でがんを切除すれば治る確立が高くなります。しかし、発見が遅れがんのステージが進むと、抗がん剤治療などの化学療法、放射線治療など、副作用が心配される複数の治療を行う必要が出てきます。

 

ヒトの5倍から7倍の、いわゆるドッグイヤーで成長するイヌは、がんも同様のスピードで成長します。だからこそヒト以上に、早くがんを発見し治療することが何よりも大切なのです。

 

もっと早くがんを見つけられたら、かなりの確率でがんを制圧することができたのに…という場面に何度も立ち会ってきました。だからこそ、簡単な方法で一般の診療施設でもがんの確定診断ができるようになることが、イヌをがんから救う第一歩なのです。

 

血液一滴でがんを発見できるように! イヌのがん早期発見システムを確立へ!

 

現在、イヌのがんでもヒト同様に、血液を用いて早期がんを発見できるのではないかとの仮説のもと比較医学研究を進めています。

 

ヒトの場合、血液中に含まれる「マイクロRNA」という物質を解析することで、乳がんや大腸がんなど13種類のがんを早期に発見し、体に負担の少ない低侵襲で好感度な腫瘍マーカーによる診断技術の開発が確立しました。この技術を使い、血液から超早期のがんを診断するサービスの実用化の動きも進んでいます。

 

私たちは、このマイクロRNAを用いてイヌのがんでもヒト同様に、血液を用いて早期がんを発見できるのではないかとの比較医学研究を進めています。がんに罹患したイヌの血液を用いて行った基礎分析の結果では、イヌにおいてもヒト同様に、がんに罹患した血液と健常な血液分析では、特定のマイクロRNAで違いがあることがわかりました。

 

そのため、既に採取したイヌが罹患することの多い上位5つのがん種(口腔内悪性黒色腫 / 尿路上皮癌 / 悪性リンパ腫 / 肥満細胞種 / 肝細胞癌) の血液サンプルに含まれるマイクロRNAを解析し、健常なイヌとがんに罹患したイヌにおいてどのような違いがあるかを網羅的に調べていきます

 

解析は外部の研究機関に委託され、およそ2ヶ月半で解析が完了報告されます。複数の動物医療機関から収集したサンプル(1がん種毎に30~45サンプル数)を用いることで、解析の精度や高感度な腫瘍マーカーとしての診断技術の基礎を確立します。この解析に2000万円の費用を充当いたします。

 

マイクロRNAの違いを明らかにし、違いがわかれば約6ヶ月かけて検査デバイスの開発を行います。うまくいけば、その1年半後には検査手段として確立することができるのではと見込んでいます。検査手段として確立すれば、血液を採取すれば、そのイヌががんに罹患しているかどうか、また何がんに疾患しているのか早期に発見が可能になります。

さらに、将来本解析結果をもとに事業化を行うにあたり、イヌの血液とともに医療情報を合わせて保存した上で、それらを新しい検査法、治療法、予防法などの獣医学研究、ヒト医療との比較医学研究・開発に活用し、病気の原因解明や未来の医療のために役立てるため、システム基盤の開発を行う予定です。

 

伴侶動物を対象とした医療研究には国内の予算はほぼ付かず、死亡率の高い“がん”でさえ研究が進んでいないのが現状です。

 

ヒトの場合、このような研究には国の研究予算や助成金を充てたりするのが一般的です。しかし、残念ながら現在の日本においてイヌやネコなどの伴侶動物を対象とした研究開発領域では、補助金や研究助成金などの予算はほぼ無いに等しいのが現状です。

 

伴侶動物のように、イヌの存在を重要視する人々もいれば、予算をつけるなら動物ではなくヒトを優先すべきという考え方もあることは事実であるため、政治的・財政的な面から、伴侶動物の治療に大型の研究開発予算がつくことは、ありません。

 

しかしながら米国・欧州では個人や慈善団体から数億、数十億円規模の研究寄付が普及しており、伴侶動物の疾患克服に向けて様々なプロジェクトがスタートしている現状を、私は同じ動物医療に携わる身として長年忸怩たる思いで見ていました。

 

日本においても、このまま現状維持するのではなく、新たな研究資金調達の仕組みが必要であると、今回クラウドファンディングという新たな方法でみなさんと一緒に研究を進めたいと挑戦を決意しました。

大切な家族であるイヌと、少しでも健康で長く過ごせる人が増えるように。

 

今回の研究の成果がうまく出た場合、将来的に血液一滴で検査したイヌが、がんを患っているかわかるようになります。そうすると、CTなどの高額な画像診断を行う前に、簡易で安価な血液検査のみで、イヌの早期のがんを発見することが可能となってきます。

 

イヌの治療や検査はすべて飼い主さんの自費出費になります。だからこそ、より安価で判断できる仕組みをつくれると、ヒト同様にイヌも定期健診していただけるきっかけになるのではと思います。

 

今回は5種類のがんの解析となりますが、将来的にはイヌで頻繁に発症する14種類のがんの解明が可能になるように、プロジェクトを進めていくつもりです。

 

現在国内では、約870万頭のイヌが飼育されています。イヌも高齢化が問題になっています。高齢化が進めば進むほど、がんの罹患も進みます。

 

大切な家族であるイヌと、少しでも長く健康な状態で過ごせる方が増える様に。
1日でも早く、イヌのがん克服に向けて、血液1滴でがん診断を行える日が来ることを願っています。改めて、この研究へ応援どうぞよろしくお願い致します。

 

 

4頭に1頭が発症するイヌのがん、血液一滴から早期発見の検査実現へ

貴方の大切なWANちゃんが、一日でも長く健康で幸せに過ごせますように!
そして、多くのWANちゃんと飼い主様がガンという病気に負けない為にも、この研究に力を貸して下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

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